20代前半でパニック障害になった私。やっぱ、気のせいなんかじゃなかった。

坂道を転げ落ちそうになる男性のイラスト

※前回の記事はこちら
20代前半でパニック障害になった時の話。

テレビでパニック障害の話を聞いてから、

「もしかして私もそうなんじゃない?」

って思ったの。

だってさ。

ようやく見えた小さな光なわけじゃん?

この光、
消えたらもう二度と出口見つからん気がしたのよ。

あの頃の私は、
とにかく答えが欲しかったの。

パニック障害だって言われたら、
少しだけでも暗闇から抜け出せる気がした。

もし違ったら、
また振り出しに戻るんだけどね。

それでも、
答えが欲しかった。

とはいえ。

当時の私は、
心療内科なんて行ったこともない。

なんなら、
どこに病院があるのかも分かんないし。

なにより。

正直、
心療内科や精神科って響きに
めちゃくちゃ抵抗あった。

最初の一歩を踏み出すまで怖かったし、
相当勇気が必要だった。

てかさ。

自分がそこに行く側になるなんて、
思ってもみなかったのよ。

「私、そこまでヤバいの?」

みたいな気持ちになるじゃん?

やっぱ、
当時は精神の病に対する偏見とかあったわけよ。

だから、

自分が一番切羽詰まってるくせに、
この期に及んで、
まだ世間体なんか気にしちゃってんの。

近所の人や知り合いに見られたらどうしようとか。

あることないこと言われるんじゃないの?とかね。

でも。

内科行っても異常なし。

循環器科行っても異常なし。

耳鼻科行っても異常なし。

脳外科行っても異常なし。

もう、
他に行くところがない。

時間も解決してくれる気がしない。

完全に追い詰められてた。

だから。

勇気出して、
心療内科に行ってみた。

正直、
待合室にいる間も緊張してた。

ずっと心臓バクバクしてたし。

でも。

いざ行ってみたら、
拍子抜けするくらい普通だった。

割と混んでるじゃん。

あれ、
思ったより敷居高くないじゃん。

だってさ。

もっと特殊な場所を想像してたわけじゃん?

だから、
少しだけ肩の力が抜けた。

先生の「辛かったですよね」で泣いた

診察室に呼ばれて、
これまでの経緯や症状を話した。

めまい。

動悸。

息苦しさ。

得体の知れない恐怖。

「このまま死ぬんじゃないか」

って本気で思ったこと。

病院を何件も回ったこと。

「また来るかも」が
頭から離れないこと。

先生は、
何も否定せず、
うんうんって頷いてくれた。

で。

ひと通り話し終わったあと、

先生が言ったの。

「パニック障害ですね」

って。

不思議なものでさ。

病名がついた瞬間、

ホッとしたのよ。

あぁ、
やっぱりそうだったんだって。

気のせいじゃなかった。

怠けてたわけでもない。

ちゃんと名前のある病気だった。

これで、
やっと人に説明できる。

そう思った。

でね。

そのあと先生が、

「辛かったですよね」

って言ったの。

その瞬間。

思わず泣いた。

だってさ。

今まで色んな病院へ行った。

でも。

苦しいですね。

怖かったですね。

辛かったですね。

そう言ってくれた人、
誰もいなかったのよ。

みんな、
同じように困ったような顔をして。

「異常はないですね」

「しばらく様子を見ましょう」

って。

だから。

あぁ、この先生は分かってくれた。

受け止めてくれる人がいたんだ。

って思ったら、

張り詰めてたものが一気に切れた。

で、気付いたら、

ボロボロ泣いてた。

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この記事を書いた人

アラフォー独身、豆腐メンタル。
自己肯定感は、基本控えめ。

職場の人間関係とか、
ひとりで生きてく中でのモヤモヤとか、
どうでもいいことから地味にしんどいことまで、
気の向くままに綴ってます。

だいたい、自虐と愚痴でできてます。