アンジェラ・アキ「手紙〜拝啓15の君へ〜」が40代に刺さりすぎた話

後ろ姿の男女の学生のイラスト

今さらなんだけど……

アンジェラ・アキの「手紙〜拝啓 15の君へ〜」に、がっつり感動した。

去年、風呂上がりにぼーっとテレビを見てたら、アンジェラが熱唱してて。

……やば。

腐りかけの心に、不意打ち。

いや、ほんと何度も言うけど今さらなんですけどね。

当時はテレビでもラジオでも街中でも流れまくってたのに、完全スルー。

「あーはいはい、またアンジェラね」

くらいの温度感で、歌詞なんて一切聞いてなかった。

むしろ、

「アンジェラ、どこまで私の生活圏に侵入してくんだよ!」

って思ってたくらい。

てか、曲名だけで敬遠してたんだよね。

なんか青くさくて、しょっぱい感じしない?

今思えばダサいけど、当時の私はだいぶ斜に構えてた。

視界の角度バグりすぎて、大事なもの普通に見落としてたと思う。

今さらちゃんと聴いたら、不意打ちで涙腺崩壊した

この歳になって、画面に出てくる歌詞を追いながら改めて聴いてみたら……

ええ曲やないかい!!!

ビール片手に、普通に泣いた。

15の頃なんて、もはやはるか彼方。

今や40半ばのおばさんである。

あの頃はさ、大人になったらもっと強くなれると思ってたよね。

……いや、マジでごめん。

全然強くなってない。

今も余裕で泣くし、消えたくなる夜も普通にある。

むしろ悩みのサイズ、年齢とともにマシマシじゃん。

増すのは体重だけで十分だっつーの。

15歳の悩みと40代の悩み、重さの種類が違いすぎる

15の頃ってさ、

・友達とケンカした
・勉強イヤ
・恋愛うまくいかない

これだけで、

「もう人生終わった……」

って本気で絶望してた。

今思えば可愛い悩みだけど、当時の自分にとっちゃ世界の終わりだったんだよね。

でもさ、当時の私が今の自分見たら、たぶん普通に引く。

「え、人生、詰んでない……?」

って思いながらも、人生は止まらず進んでいく。

15の悩みなんて、マジで吹き飛ぶ。

だって「進路で悩める」って、まだ未来を選べるってことじゃん?

それだけで、もう勝ち組。

40過ぎると、選択肢が削りに削られてさ、

「あれ? これもう一本道じゃね?」

って感覚になる。

進んでも地獄、戻っても地獄。

それでも、

「もしかしたら裏道あるかも……」

って薄〜い希望にすがって歩くしかない。

人生なんて、ほぼギャンブル。

悩みの内容も、

老後、お金、健康、親の介護、職場の人間関係。

急に生々しすぎん?

しかも悩みって意地悪でさ、

ひとつ終わったと思ったら、すぐ次のバトン持って待ってる。

そう、悩みリレー。

「はい次は老後!」「次は老眼!」「お次は人間関係!」

人生、強制参加型のエンドレス駅伝。

途中棄権できないルール、きびしすぎん?

「手紙」は15歳だけじゃなく40代にも届く

だからこそ、この曲が沁みる。

15の自分に宛てた手紙なのに、40半ばの私にもガッツリ刺さる。

大人になった自分が15の自分に向けて歌ってる“アンサーソング”なのに、

なぜか今の私が救われてる。

もしかしてアンジェラ……私のこと見えてる?

ってレベル。

宛先不明で戻ってきた手紙を、
私が勝手に開封して勝手に泣いてる感じ。

しかも差出人、
よく見たら自分だし。

歌って不思議だよね。

聴く年齢や状況で、意味がまるで変わる。

15で聴く「手紙」と、40で聴く「手紙」は、全く別物。

これ、タイムカプセルみたいな曲。

開けるタイミングで中身が変わるやつ。

やめて……

涙腺よわよわ40代には刺激が強すぎる。

というわけで今日も私は、

悩みリレーを走りながら、
「手紙」をリピートして自分を励ましてる。

40超えたおばさんだって、
15の君と同じくらい迷子ですからね。

はい。

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この記事を書いた人

アラフォー独身、豆腐メンタル。
自己肯定感は、基本控えめ。

職場の人間関係とか、
ひとりで生きてく中でのモヤモヤとか、
どうでもいいことから地味にしんどいことまで、
気の向くままに綴ってます。

だいたい、自虐と愚痴でできてます。